- かいほう
- I
かいほう【介抱】(1)病人やけが人の世話をすること。 看護。
「病人を~する」
(2)保護すること。 後見として面倒をみること。II「誠の親より大切に~ありし甲斐もなく/浄瑠璃・二つ腹帯」
かいほう【会報】(1)会に関することを会員や外部の人に報告する文書や雑誌。(2)軍隊で, 上官の命令を, 下の兵に伝えるための会合。IIIかいほう【回報・廻報】(1)人々の間を次々とまわして読ませる文書。 回状。 回章。(2)手紙の返事。 返信。IVかいほう【壊崩・潰崩】建物や組織などがくずれこわれること。 崩壊。V「陣形全く~して/此一戦(広徳)」
かいほう【快報】よいしらせ。 吉報。VIかいほう【快方】病気や傷がよくなってくること。VII「病状が~に向かう」
かいほう【懐抱】(1)抱きかかえること。 多く男女が抱き合うことをいう。 抱擁。「あはれ, 美しき海原よ。 汝は我を~し我をゆり動かして/即興詩人(鴎外)」
(2)常に胸中にいだく思い。 心に思うこと。「貧民個々の希望を~し/日本風景論(重昂)」
(3)ふところ。VIII「同じく父母の~を出て浮沈を共にし/太平記 30」
かいほう【戒法】〔仏〕 戒の精神や戒に即した行為に対し, 戒の法, 規定そのもののこと。IXかいほう【改封】諸大名の領地をかえること。 国替(クニガエ)。Xかいほう【海北】姓氏の一。XIかいほう【海堡】海上に築いた要塞。XIIかいほう【解放】総合雑誌。 1919年(大正8)創刊, 23年廃刊。 大正デモクラシー思潮の中で生まれた社会主義的傾向の雑誌。 25年山崎今朝弥により再刊。XIIIかいほう【解法】問題を解く方法。 ときかた。XIVかいほう【開封】中国, 河南省北部の都市。 黄河中流の南岸に位置する。 戦国時代の魏(ギ)以来, 数々の王朝の都が置かれた古都で, 史跡が多い。 古称, 大梁(タイリヨウ)・東京(トウケイ)・汴京(ベンケイ), 汴梁(ベンリヨウ)。 カイフォン。XVかいほう【開放】(1)窓や戸などをあけはなつこと。⇔ 閉鎖「扉の~厳禁」(2)禁止したり制限したりせずに, だれでも自由に出入りするのを許すこと。XVI「校庭を~する」「門戸~」
かいほう【開法】〔数〕 累乗根を求める計算法。 開平法・開立法など。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.